2014年7月29日火曜日

熱中症にご注意を。


先日東京でも梅雨明けとなり、大変暑い日が続いています。
外で作業される方はもちろん、屋内で過ごしていても気をつけなければいけないのが、熱中症です。

今回は熱中症とその対策である水分補給について調べてみたいと思いますので、皆様も是非ご一緒に知識を深めていきましょう。



①熱中症とは

環境省の熱中症に関する情報サイトです。
ほとんどの情報はこのサイトで得られるのですが、なかなか全部を丁寧に読むのも大変なので、要約したり他のサイトの情報等も見ていきたいと思います。

まず熱中症を一言でいうと、身体に熱が溜まって体温が上昇してしまうこと。
失神や頭痛・吐き気、痙攣などの症状がでたり、重症となると多臓器不全(血液が凝固するため)となって死に至るケースもあります。

本来持っている体温調整機能のバランスが崩れる原因として、
○気温や湿度が高い・日差しが強いなどの環境要因
○体調不良や疾患・調整機能が低下または未発達の高齢者や乳幼児であるなどの身体的要因
○激しい運動や長時間の屋外作業、水分補給ができないなどの行動要因
の3要因が挙げられます。

余談ですが、一昔前は熱射病とか熱痙攣という言葉がありました。
それらは熱中症の種類であり、現在では熱中症の重症度として分類がされているそうです。

②予防と対処

先ほどの熱中症の3要因に気をつけましょう。
外出の時間帯を選んだり日陰を歩くようにする。室内でもクーラーを使って気温と湿度を調節しましょう。風通しを良くする為に窓を開けるだけでは、湿度が下がらないので不十分な場合もあります。注意してください。

そして大事なのは水分補給
よく喉が乾いてからでは遅いと聞きますが、その時点で体重に対して約2%の水分が既に失われています。私の場合だと約1.5リットルくらいですね。
その状態から失われた水分を取り返そうと、一気に1.5リットルもの水をがぶ飲みしても逆に身体に悪いですから、喉の渇きを覚える前から、コップ一杯程度の量をこまめに飲んでおくのが良いようです。

それでも立ちくらみ足がつったりといった症状を感じたら、早い段階で対処することが大事です。
めまいや頭痛吐き気などを感じたら、既に軽症を超えています。具合次第では病院へ行ったほうが良いので注意してください。

再度、環境省のサイトの情報で熱中症の応急処置(pdf)を確認します。
フローチャートでわかりやすく書いてありますので、いざという時慌てないように覚えておきたいものです。
次の項では特に、水分の補給について書きます。

③水分補給について

特に激しく汗をかく状況でない場合には、水やお茶による水分補給で充分です。少量の発汗であれば、失う塩分量が少ないためです。
そもそも日常の食生活で過剰に塩分を摂りがちな昨今ですので、熱中症を気にしてジュースやスポーツドリンクを飲みすぎれば塩分だけでなく糖分まで摂りすぎてしまいます
これが原因で高血糖状態になると、事態はさらに悪化しますので注意が必要です。

スポーツや屋外作業などで大量に汗をかく場合は、塩分の補給が必要です。
ここで一つのポイントは、少量の糖分も一緒に摂るのが良いという事です。塩分の吸収を早め、熱中症状態での疲労軽減にも役立ちます。

当然、塩分も糖分も摂りすぎてはいけませんので、比率が大事です。
とあるサイトの情報ですと、塩分濃度0.1~0.2%(ナトリウム40~80mg/100ml程度)が良く、糖濃度(炭水化物)5g/100ml以下が適しており2.5g/100ml程度がベストとの事です。
市販のスポーツドリンクなどは塩分が少なめで糖分多めといったものが多いそうなので、栄養成分表示を注意してみてください。


私達がお届けするカナディアン スプリングス プレミアム ウォーターは、ミネラルを一切含まない純度99.999%の水です。
あえて水からのミネラル補給を考えなくても、日常の食生活で充分に摂取できると考えています。
今回調べてみて、熱中症の対策として水分補給をされる場合でも、日常生活の中であれば、そのままお飲み頂いたり美味しいお茶を入れて頂いたりして、皆様のお役にたてると思いました。
スポーツやイベントに備えて水筒を用意する場合などは、粉末状のスポーツドリンクを溶かすのにもお使いください。本来のミネラルバランスを崩すことなく作ることができます。
その際、塩分や糖分のバランスを考えて頂くのに、この記事がお役にたてれば幸いです。

これから8月を迎え、夏本番となります。
どうか熱中症にはお気をつけて、楽しい夏をお過ごしください。